同人サークル「IronSugar」の戯言帳

同人サークル「IronSugar」と申します。DMM等で主にデジタル同人活動しております。

絵師はヒエラルキー最下層の職業です

 

 自分はよく「こんな画力で~」的なことを言われたりします。

 

 まあ、一般人の感覚だと画力で作品が売れるイメージがあるんだと思います。

 

 でも、実際のところ画力は売れる要素の一つに過ぎません。

 

 他にもたくさん売上を左右する重要な要素があります。

 

<売れるために大事な要素>

 ・ジャンル(NTR、ビッチ)

 ・シチュエーション(家で、外で、学校で)

 ・媒体(CG集、コミック、ノベル)

 ・ボリューム

 ・画力

 

 

 わかりますか?

 

 画力というのは一つの魅力的な強味ですが、それがすべてではない。

 

 少なくとも、上記の売れる要素の一つにすぎない。

 

 画力はあっても、その他の要素がコケていたら売れない。

 

 漫画でもそうですが、絵が上手いからといって、作品が面白いとは限らない。

 

 そもそもストーリーが面白くなければ、読んでもらえませんし。

 

 つまり画力はなくても、その他の要素が優れていればカバーできるということ。

 

 要素がオール100点である必要は、そもそも無いわけですし。

 

 総合で70~80点あれば十分じゃないでしょうか。

 

 なので、「こんな画力で・・」というフレーズがすぐに出てしまう人は、その他の重要な要素の存在を想像できていないと感じます。

 

 想像力がない人は、はっきりいって無能です。

 

 与えられた情報を、真剣に吟味することもしないし、できない。

 

 自ら俺、頭悪ぃーんす♪って言ってるようなもの。

 

 残念です。

 

 思考力のない人は成功することはできません。

 

 成功するための道筋も、作戦も、自ら立てることができないから。

 

 そんな人が成功することは、一生ないでしょう。

 

 ・・・。

 

 さて、この画力というのは、なぜここまで信仰されるのか?

 

 なんか、似たようなのがあるなぁと想像したら、ふと気づいてしまいました。

 

 それは「学力」。

 

 どの大学を卒業したかどうかは、就職活動を有利に進めるための重要な要素です。

 

 東京大学に通っていたとしたら、一流企業にも入れるでしょう。

 

 学力が高ければ一流企業に就職できる・・・。

 

 そして画力が高ければ・・・

 

 一流の仕事を回してもらえる?

 

 ということ。

 

 

 確かに仕事を発注する側としても、同じ金額で依頼するなら、少しでも絵が上手い人に頼みたい。

 

 実際に画力の高い絵師は、良い仕事をゲットできる可能性が高いですし。

 

 だから絵師界隈では画力を信仰する人が多くいる。

 

 画力が高ければ仕事がもらえる。から

 

 絵で食っていきたいと思うなら、そう考えるのが自然だと思います。

 

 でもね・・・。

 

 絵師というのは、仕事を依頼される側。

 

 言ってみれば下請け

 

 ヒエラルキー最下層です。

 

 自ら奴隷志願者ってことになります。

 

 一般の人は、どうやら「絵師」という仕事を「自分で仕事を選べる」「フリー」って思ってるかもしれません。

 

 クッソ甘い考えです。

 

 絵師というのは、現実にはクライアントの指示通りに動かないといけないし、好きなものを描けるとは限らないし、報酬額だって上限がある。

 

 イラストレーターで年収1000万到達するのが困難なのは、そういった事情があるから。

 

 そもそも、小規模の1対1のビジネスじゃ稼げるわけないんです。

 

 絵師で年収2000万なんて夢のまた夢でしょう。

 

 でもデジ同人界隈では年収数千万はゴロゴロしています。

 

 その違いはなにか?

 

 デジ同人は、1 対 無限 のビジネスだからです。

 

 つまり、作品1つに対する報酬額に上限がない

 

 売れたら、売れただけの報酬がもらえる。

 

 だから、ものすごく儲かる。

 

 一方でイラストレーターは報酬額は固定。

 

 しかも都度オーダーメイドだから時間も手間もかかる。

 

 ものすっごく効率が悪い

 

 デジ同人作家は、作品が勝手に売れるので寝てても稼げます。

 

 イラストレーターは、常に仕事をしていないと稼げない。

 

 画力が大事だと考える絵師の思考はヤバイ。

 

 「画力が欲しい・・・だって仕事もらえるじゃん!」

 

 この発想を持った時点で、あちゃ~です。

 

 そもそも仕事は貰うものじゃなく自ら作るのが基本です。

 

 仕事を作り、発注する人が、常に儲かっているわけですし。

 

 下請けは、良いクライアントを探して、求人活動をし続ける存在。

 

 ようやく見つかった仕事をこなしても、大きくは稼げない。

 

 仕事を発注する側より、儲かることなんて不可能。

 

 だから絵師はヒエラルキー最下層の職業なんです。

 

 どれだけ報酬額が高くなっても、下請けは下請け。

 

 仕事を作る側にまわらなければ、一生楽になることはない。

 

 寝ていても月収で数百万円がゴロゴロ入ってくる夢の生活を送る成功者(自分)

 

 そういう身分にはなれないんです。

 

 ・・・。

 

 

 でも、「アイドル」「漫画家」「ミュージシャン」もそうですけど・・・。

 

 花形と呼ばれる仕事ほど、実は最下層の住人というのはよくある話ですね。

 

 一番儲かっているのは

 

 物事を決定しているのは

  

 

 そういう事を日ごろから考えていると、考え方も変わっていくんじゃないかなぁ~と思ったりしますね。