同人サークル「IronSugar」の戯言帳

同人サークル「IronSugar」と申します。DMM等で主にデジタル同人活動しております。

個人作家が電子書籍で稼げない理由

 

 さてさて・・・。 

 

 またもや電子書籍の話題です。

 

 出版社・鉄砂糖の先月の電子書籍の売上ですが、554万円でした。

 

 そのうち収益は215万円くらいとなっております。

 

 そして、今月はまだ途中ですが売上は180万。内利益は70万くらい。

 

 この調子なら、月末までには収益130~150万円くらいにはなるでしょう。

 

 なんていうか・・予想以上に稼いでしまいました

 

 開始する当初は、月50万くらい行けば御の字かなぁと思ってたんですが・・。

 

 蓋を開けてみたらビックリ。

 

 DMM同人に匹敵・・いや恐らくそれ以上の収益になりそうな勢いです。

 

 今期の年商は2000万~2200万の予測なんですが、この分だと来期は3000万以上は十分狙えるんじゃないかと思っています。

 

 さて・・・。

 

 自分は電子書籍の市場で大成功を収めていますが・・・

 

 デジ同人作家で電子書籍で稼いでる人はあまり見かけません。

 

 なぜ自分が電子書籍で稼げるのに、他の作家は稼げないのか?

 

 その理由を考察してみます。

 

 

 

 原因その① 販促キャンペーンを打てない

 

 自分は10月から初めて電子ストアで販促キャンペーンを実施しました。

 

 その効果は絶大で、主要なサイトでは連日ランキング上位に上ってきています。

 

 おまけに、その波状効果でほかのサイトの売上も連動して伸びています。

 

 電子書籍で売上を出すには販促キャンペーンが超重要です。

 

 ただ商品を置いておくだけじゃ、まず売れません。

 

 電子ストアには毎月、数千規模のコンテンツがドカドカ入ってくるので、あっという間に埋もれてしまって、売れる以前に存在を認知すらしてもらえない。

 

 販売サイトで目立つには販促キャンペーンを企画するしか手はありません。

 

 しかし!!

 

 個人作家が販促キャンペーンを企画することはできない!

 

 一般的に、電子ストアの市場に参入するには、配信会社を経由しないといけない。

 

 つまり、販促キャンペーンを実施したいなら、配信会社に実施してもらうしかない。

 

 でも・・・それは実際のところ難しい。

 

 なぜなら配信会社にとって貴方の作品は、数多く委託されたコンテンツの一つにすぎないから。

 

 よっぽど売上好調でない限り、作家単独のキャンペーンをかけてくれることは極めてまれです。

 

 たいていの場合、作品をリリースして放置

 

 そのまま大してフォローもされず埋没したままにされるでしょう。

 

 

 原因その② 料率が低い

 

 一般的な配信会社だと料率は売値の10%だったりします。

 

 10%ということは、1000円で売れても、自分に入ってくるのは100円です。

 

 売上100万円でも10万円です。

 

 これじゃまともに稼ぐことは難しい。

 

 料率については交渉すれば少しは上げてくれる可能性はありますが、配信会社ごとの規定もあるので、なかなか大きく上げるのは出来ない。

 

 また、ストアによっても戻してくる料率が違うので、配信会社が実際のところ、いくらぐらいのマージンを取っているのかもわかりづらい。(機密事項で教えてくれない)

 

 そんな状況なので、電子ストアに卸しても、まともな収益にならないのが現状です。

 

 

 

 以上2点が主な理由。

 

 

 

 まあ、そういう事情から、デジ同人作家は電子書籍の市場を重視してません。

 

 これだけ制約があれば儲からないですしね。

 

 でも、コミック分野においては電子書籍の市場は、DMM同人と並ぶほど稼げる市場へと発展してきている状況です。

 

 だから参入しないのは本当にもったいない。

 

 でも参入すると配信会社の養分になっちゃう。

 

 う~ん。ジレンマ。

 

 まあ、現状はこんな有様ですが・・・

 

 今後、条件の良い電子取次サービスがどんどん出てくると思います。

 

 電子取次サービスって作品がヒットすればめっちゃ儲かりますから。

 

 新しい企業の参入合戦が始まる予感もしますし。

 

 なので、あと数年かそこら、期待して待ちましょう。

 

 

 チャンスを感じた人がいれば、電子取次サービスで起業してみるのも面白いかもね。